10月16日 《影絵のような生徒の活躍》
地域新聞の一面に、50周年記念式典が取り上げられていた。紙上の自分の姿に恥ずかしいものがあるが、生徒の姿には何か熱いものがこみ上げてくる。
1時間のアトラクションでは、和太鼓の壮大で繊細な演奏、凛とした男子の詩吟と女子の剣舞、笑いを独占した1年生の落語、華麗なる新体操フープとリボンの演技は出席者を魅了したようだ。そして、吹奏楽部の演奏に入るが、低音部を守る普段聞けないチューバ独奏では、各大会に上位入賞を果たした音色は見事しか言いようがない。フィナーレは吹奏楽と新体操のコラボレーションであるが、想像以上の演奏と演出に「ブラボー」。
生徒の取り組みを思い浮かべ、新聞を繰り返し読んだ。その紙上で取上げられていない生徒の姿を紹介したい。それは、出し物の合間に、片付けと設置を任された生徒たちの動きである。暗転になっての必要最小限の動作は、見る人を捉えたに違いない。まさに影絵としての演目である。表に出すものを支え綿密な計画での行動は、図らずも他の出し物に負けない演出であっ長に思える。人生、見えるものより見えないところを見てみよう。

