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2009年11月11日 (水)

ワンポイントアドバイス(6)

Q(6)

聴き取り練習は0~3歳ほどの乳幼児でも可能なのでしょうか?

A 乳幼児でも聴き取り練習は可能です。

「補聴器を付けてからでなければ練習はできない」、「ちゃんと椅子に座れるようでないと練習にならない」、「落ち着いた傾聴姿勢が身についてからでなければ練習に入れない」といったことがよく言われます。しかし、傾聴姿勢等の条件が充たされてから始めというのでは、手遅れというほどではないにしても、言語教育の開始時期として理想的とはいえません。

乳幼児の聴き取り練習は生まれてから直ちに開始されなければなりません。実際、両親は聴き取り練習のつもりではないにしても、赤ちゃんは、両親の腕に抱かれた時から聴き取り練習を開始しています。赤ちゃんは話しかけられる言葉をママやパパの腕の中で身体を通じて感じ取っています。赤ちゃんの身体の皮膚が耳の役目をしているからです。

身体は低い音域の音声(およそ1,000Hz以下)を感じることができると言われています。音声の低周波数領域には言葉のリズムを伝えるエネルギーが含まれています。言葉のリズムの学習は言語を習得する上で欠かせません。そのような重要なリズムを、赤ちゃんは、身体で感じ取ることができるのです。

聴き取り練習は、ごく自然な育児のなかで開始されます。赤ちゃんを抱いて、健聴児に対する以上に話しかけることが、聴き取り練習の第一歩となります。

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