ワンポイントレッスン(25)
Q 五十音(単音節)はやや不明瞭ながら構音できるようになり、自発話もそれなりに理解できるように改善されてはきたのですが、リズムやイントネーションが不自然であったり、話し方が全体的に単調であったりします。自然な正しいリズムとイントネーションを身に付けるには、どのような練習をしたらよいのでしょうか?
A 日本語のリズムには音の高低が関係します。また、言うまでもなく、言葉のイントネーションにも、高低の抑揚が関係します。音声の高低を生み出すカギは母音です。そこで、母音に高低をつける練習をする必要がでてきます。例えば「あ」の場合、高い「あ」と低い「あ」とを自由に生み出せるように、操作できるようにならなければなりません。母音を上げ下げするには、身体の重心を利用するとよいでしょう。身体内の重心を上げたり下げたりしながら母音を練習すると、容易に音声を上下させることができるようになり、発話に自然なリズムやイントネーションを付けることができます。(身体の重心を上げると高い音が出やすくなり、反対に、重心を下げると低い音が出やすくなります。)